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頭部外傷・神経外傷:脳神経外科

頭部外傷(頭のけが)について

頭部外傷(頭のけが)には以下のようなものがあります。

1.頭蓋骨骨折(ずがいこつこっせつ)

頭蓋骨そのものは多くは保存的加療ですが、骨折の存在はかなり強い外力を受けた証拠であるので後述する頭蓋内血腫の発生に注意する必要があります。骨折の中でも、陥没骨折や脳をつつむ硬膜まで損傷が及んでいた場合は緊急手術となる場合があります。

2.脳振盪(のうしんとう)

脳が揺さぶられることによる一時的な意識障害で脳に損傷のない状態です。記憶障害や頭痛・吐き気を伴う場合もありますが、通常は後遺症無く治ります。

3.脳挫傷(のうざしょう)

脳実質に損傷を来した状態です。頭痛や吐き気、意識障害、運動麻痺、失語症など大きさや部位により症状は異なり、けいれんを起こすこともあります。

4.外傷性くも膜下出血(がいしょうせいくもまくかしゅっけつ)

外傷にともなって、脳の膜である「くも膜」の下に出血したことを言います。多くは脳挫傷に伴って生じます。

5.びまん性軸索損傷(びまんせいじくさくそんしょう)

脳の広い範囲にわたる神経線維の断裂により高度な神経脱落症状をきたします。
以下に示す頭蓋内出血がなくても、高度な後遺症を残す可能性があります。

6.急性硬膜外血腫(きゅうせいこうまくがいけっしゅ)

脳を被う硬膜の血管の損傷により頭蓋骨と硬膜の間に短時間に血がたまる病気で通常は頭蓋骨骨折を伴います。頭痛や吐き気、意識障害、運動麻痺、失語症などを来たします。緊急手術が必要となることが多い病態ですが、迅速に対処されれば、十分な回復が期待できます。

7.急性硬膜下血腫(きゅうせいこうまくかけっしゅ)

硬膜とその下のくも膜の間に短時間に血がたまる病態で、脳挫傷で損傷された脳や脳表の動静脈が出血源となります。緊急手術が必要となることが多い病態で、回復できるかどうかは合併する脳挫傷の状態によって異なります。

8.慢性硬膜下血腫(まんせいこうまくかけっしゅ)

外傷後、数週間から数カ月かけて、硬膜とその下のくも膜の間にゆっくり血がたまる病気で、頭痛や麻痺、高齢者では認知症などの症状が出現します。局所麻酔にて頭蓋骨に小さな孔を開けて貯まった血腫を洗い流す手術を行い、ほとんどの方は元通り回復できます。

救命救急センターを窓口にして、これらの軽症脳震盪から重症頭部外傷まで24時間いつでも緊急対応できるような体制で診療を行なっています。緊急で頭部CT検査などで診断し各種疾患に対する治療にあたっております。急性硬膜外血腫や急性硬膜下血腫など緊急を要する疾患に対しても迅速に外科的手術を行える体制としております。ドクターヘリ導入後、他部位の多発外傷を合併した患者さんも多く搬入されてきており、院内で外傷チーム(県中Trauma Service)を立ち上げ、救急科、形成外科、整形外科などの医師とも密接に連携・協力してよりよい回復を目指しています。

 

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