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小児科研修

[ 2017.09.27 ] [ 研修内容の報告 ]

こんにちは。今回は小児科の研修の話をさせていただきたいと思います。

山形県立中央病院の小児科では、特にウイルスや細菌の感染症にかかってしまった患者さんが多く入院されています。小児科では毎日たくさんの子供たちと接しますが、まだ自分の免疫の力が強くない子供たちも多いので、感染を広げたりする事のないよう、手指衛生には特に気をつけています。呼吸が苦しそうな子供たちを見るのは辛い気持ちにもなりますが、なんとしてでも良くなって欲しいと思いますし、治療がよく効いて元気におうちに帰っていく子供たちを見ると、仕事していて良かったなあと思います。

小児科の病棟では、慣れない環境で不安が大きいであろう子供たちを、たくさんのキャラクター達が見守ってくれています。ミッキーマウスやドラえもんのぬいぐるみをはじめ、アンパンマンやおじゃる丸、ジバニャンなど様々です。また、キャラクターのストラップ等を身につけて診察している先生もいらっしゃり、子供たちの心を少しでも和らげられるように工夫していく事の大切さを学びました。

さて、この記事を見てくださっている医学部6年生の皆さんは、マッチングの順位登録の時期でしょうか。山形県立中央病院はほとんどの診療科が揃っていて、将来的にどの科に進むにしても、実りのある研修ができると思います。今一度、山形県立中央病院をよろしくお願いします。是非とも来年皆さんとお会いできることを期待しています。加えて、6年生にとってはいよいよ国家試験を意識する時期になってきました。国家試験の勉強が辛いとき、支えになるのはやはり苦楽を共にしてきた仲間だと思います。お互いに支え合い、またお身体に気をつけて頑張ってください。

では今回はこの辺りで失礼します。写真は小児科病棟で子供たちを見守るミッキーとドラえもんです。

小児科病棟