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コロナに負けるな

[ 2020.05.19 ] [ 研修内容の報告, 研修医の日々の様子 ]

初めまして、研修医1年目のA. J.です。これから研修医1年目が毎月ブログを書いていきます。よろしくお願いします。

さて、新型コロナウイルスが猛威を振るっている今日ですが、私たちにも大きな影響がありました。まず、私たち研修医1年目は15人いますが、関東から山形へ引っ越してきた研修医も含まれているので、何人かが自宅待機となり、全員が顔をそろえるのが遅れました。また、本来は最初の2週間でオリエンテーションや歓迎会が行われるのですが、例年とは異なり、オリエンテーションは縮小、歓迎会や飲み会はすべて中止となってしまいました。そんな中で戸惑いがありながらですが、なんとか1年間の研修ローテーションを決め、4月後半から研修が本格的に始まりました。

私は、現在消化器内科で研修させていただいています。新型コロナウイルスの影響を受け、入院患者の数はそれほど多くなく、検査も絞っている状況となっています。嘆いてもこの状況はすぐには変わらないので、一つ一つの症例からじっくり学ぶ良い機会とポジティブにとらえて、日々研修に勤しんでいます。学生の頃は内視鏡を実際に操作する機会はほとんどなかったのですが、模型に対して実際のスコープを挿入する機会が多くあり、素直に面白いと思い、非常に勉強になっています。

話は変わりますが、医学部6年生の方々は新型コロナウイルスの影響を受け、実習が中止になったり病院見学ができなかったりと難しい状況かと思います。そんな6年生に山形県立中央病院をアピールしたいと思います。山形県立中央病院は山形の医療の中心的役割を担い、多くの症例が集まってきます。そして、先生方の熱心な指導で日々成長できます。研修医講義や救急レビューなど、研修医の学びの場が多く確保されているのも非常に良いと思います。また、研修医は、出身大学が多彩で色々なバックグラウンドを持っています。自分も県外の大学出身ですが、他の大学出身の同期と切磋琢磨していける環境は非常に満足できるものだと感じています。是非、山形県立中央病院をマッチングの候補に考えてみてください(笑)。

5月のGW明けから研修医1年目の日当直が始まりました。2年目の先輩や各診療科の先生方、看護師さんにお世話になりながら頑張っていきます。

最後になりますが、研修医は毎朝検温して体温を記録しています。研修医室に体温計が準備されましたので、その写真をあげます(笑)。新型コロナウイルスがいつまで続くのか不透明な状況ではありますが、不要不急の外出を控え、自分にできることを日々積み重ねていきましょう!

体温検査