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ぜひ一緒に山形県立中央病院で研修を!

[ 2020.07.30 ] [ 研修医の日々の様子 ]

初期研修医1年目のK・Yです。(執筆日:7/19)
新型コロナウイルスは一時落ち着いてきたかに思われましたが、再び感染者増加の傾向にあり山形においても油断出来ない状況となっております。ブログを見てくださっている皆様方におかれましても、お体にお気をつけてお過ごしください。
近頃はジリジリと日が差す日が増えてきて、山形の夏を感じ始めております。県立中央病院(以下県中)に就職してからはや3ヶ月も経過しているということに驚きを隠せません。日々先生方のご指導のもと診療に当たらせていただいておりますが、医学知識や手技はもちろんのこと社会人としての人との関わり方接し方など、学びがたくさんあり充実した毎日を送ることができております。

さて話は変わりますが、8月といえば…、県中のマッチング選考が始まる時期です。受験生の皆様は、ちょうど面接対策や小論文対策に精を出されている頃かと思います。既に多くの6年生の方々に見学に来ていただいており、今から皆さんと一緒に研修できるのを楽しみにしております(かなり気が早いですが笑)。
私自身まだ3ヶ月程しか県中で研修しておりませんが、ここでの研修に大変満足しております。皆様それぞれ研修病院を選ぶポイントは色々あるかと思いますが、私が県中を選んだポイントは約30人と多くの研修医と共に切磋琢磨しながら様々な症例を多く学ぶことができるということ、研修医の教育な場が整っているということでした。
研修医が多いと、症例の取り合いになるのでは?自分ができる手技が減ってしますのでは?と考えてしまう方もいるかと思いますが、心配ご無用です。県中には各科に多くの指導医の先生方が在籍しておられ、症例も豊富にあります。指導医の先生方はもちろん熱心に研修医の指導にあたってくださいますし、当直では2年目の研修医の先生も優しく相談に乗ってくださいます。勉強熱心な先輩と同期に囲まれて刺激的な毎日を過ごしています。

研修医教育の場としては、週に1回、研修医講義、救急レビュー、月に1回青柳バイ菌カンファレンスが行われています。研修医講義では、各科の先生方が救急当直で役立つ知識や手技等をレクチャーしてくださいます。救急レビューは救急当直中にあたった興味深い症例を研修医同士で共有し合う場です。青柳バイ菌カンファレンスは、感染症内科の先生が症例を提示してどのような抗菌薬を使い治療を行っていくかなどを議論しながら理解を深めていきます。たくさんの研修医が参加し、良い成長の場となっています。

最後に受験生の方に向けて、県中の立地、環境についてもすこし触れておきたいと思います。私が県中に最初に来たときは周りに何もないじゃないか…と思いましたが、住んでみると案外そんなことはありませんでした。最寄りの大手スーパーは車で5分圏内です。車で10分ほど行くとイオンがありその周囲にも生活に必要なものや飲食店、娯楽施設などが思いのほか充実しております。また、県中の敷地内になんと駅が存在します(笑)。高速を使えば仙台駅まで1時間で行くことが出来ます。

そんな県中にてみなさんを温かくお待ちしております。