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病院ガイド|04

院長のご挨拶

安心と信頼、そして何よりも人間性を大切にして参ります

 平成29年4月より、前任の後藤院長を引き継ぎ山形県立中央病院の第11代病院長を務めることになりました。どうぞよろしくお願い申し上げます。とは申しましても、私はこれまで医師生活のほとんどを山形大学で過ごして参りました。はじめに、自己紹介をさせていただきます。

 私は札幌市生まれで、幼児期は北海道のオホーツク沿岸で育っています(記憶は定かでありません)。両親が新庄市出身で父親が新庄で開業したため、小~中学校時代を新庄市で過ごしました。山形県立山形東高等学校時代は馬見ヶ崎川を挟んだ双月町に下宿しており、高校2年生の頃国道13号線の馬見ヶ崎バイパスが開通したことを覚えています。その後、順天堂大学に進学し、研修医期間を含めて約9年間を東京で過ごしました。縁があり、昭和56年1月に山形大学医学部放射線科に移籍することになりました。東京から山形への引っ越しでは、大変な思いをしています。予定前日にすべての公共交通機関が止まってしまい、東京を出られなくなったのです。レンタカーを借り雪の東北道をチェーンを巻いて走りました。翌日福島からは弟の車に便乗して山形に向かいました。6時間かかってお昼過ぎに到着しましたが、結局荷物が届かず引っ越しは順延になりました。昭和55年のクリスマス豪雪の時の話です。それ以来山形大学医学部に36年と少しお世話になりました。その間、昭和63年に半年間スウェーデンのルンド大学に留学し、平成元年に1年間市立酒田病院に勤務しております。

 さて、山形県立中央病院です。実はほとんど予備知識がないまま着任することとなりました。県の職員になるのは初めてのことで気が重かったのですが、本院が陸軍衛戍病院に始まっていることを知り、少なからず因縁を感じています。私の曾祖父と祖父はともに軍医で、曾祖父は京城府内(現ソウル市内)陸軍病院長を、祖父は第二次世界大戦で陸軍野戦病院長を務めています。私は昭和29年生まれですので、平成29年に先祖と同じ道を歩み始めるのも悪くないのかもしれません。

 当院の理念は「県民の健康と生命を支える安心と信頼の医療」です。山形県が母体の県内最大の病院ですから、至極当然のことです。一方、前任の山形大学医学部附属病院の理念は「人間性豊かな信頼の医療」であり、地域に開かれた医療を謳っています。1県1大学として設立された医学部ですから、これも至極もっともです。当院と大学病院の目指す方向性は完全に一致しています。私の使命は、大学と県立中央病院の協力体制をより強固にして山形県民の医療に貢献することではないかと思っています。最終的には、これまで築かれてきた当院の伝統を尊重しつつ、「かかりたい病院」、「働きたい病院」の頂を目指していきたいと考えております。

 

院長 細矢 貴亮
昭和29(1954)年、札幌市生まれ
昭和53(1978)年、順天堂大学医学部卒業
専門:放射線科

   細矢院長

院長 細矢 貴亮

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