ホーム > 診療科のご案内 > 乳腺外科

診療科・部門のご案内

乳腺外科

診療内容・特徴等

 乳腺外科は、乳がん(悪性腫瘍)を中心とした乳腺疾患を専門に診療しています。乳腺専門外来は木曜以外の平日に行っています。開業医の先生方からのFAX・ネット予約は、予約枠を増やし優先的に対応するように努め、更に一次検診の要精検で受信希望の方も、診察までの待ち時間短縮を目指して、あらかじめ都合のよい日時を電話予約できる体制にしています。
 当科は、乳腺に関する二次精査機関として精度の高い正確な診断の実践や、都道府県がん拠点病院として初期治療(手術、薬物療法)から再発治療、緩和医療まで、幅広く一貫した治療を行います。
 入院は、できる限りクリニカルパスを利用して、例えば手術入院の場合は、手術前日に入院となり、術後は4日程で軽快退院していただけるようになっています。また、手術内容も、根治性の担保はもちろんですが、乳房の整容性や上肢機能の保持など、その後の生活に悪影響のないよう最大限心掛けています。
 薬物療法は、乳がんの術前、術後あるいは再発した場合の方が対象となります。最近はより治療効果のある薬剤開発と治療計画によって利点も大変高まっているのですが、一方で、生活に支障をきたす程の肉体的精神的な副作用も認められます。乳腺専門医のほか心療内科医、緩和医療医、乳癌認定看護師、薬剤師、医療相談員などによるチームサポート体制で、辛い時期を支えていくようにしています。
 また、遺伝性乳がん(+卵巣がん症候群)も、遺伝子検査や予防的対側乳房切除、予防的卵巣卵管切除が保険適応となるなど、個別にその診断や治療法が確立されてきつつある時代。当院では、遺伝カウンセリング外来を設け、対象となる患者さんとご家族への情報提供と心身のサポート体制も整え、治療にも積極的に取り組んでいます。
 一旦乳がんという病気にかかると、治療やその後のフォローにも長期間を要します。そのため、お住まいの県内各地域の医療機関とも十分連携をはかりながら、途切れず安心して治療が続けられように努力しています。当院は県民向けの医療施設ですので、セカンドオピニオンでもどんなことでも、どうぞ遠慮されずに活用ください。

乳腺外科からのお知らせ

・ 患者さん向けのガイドブックについて

当科では、患者さん向けの、実用的でわかりやすいガイドブックを作成しました。このガイドブックは当院で実際に行っている乳がん診療内容を中心にまとめたものです。是非ご一読いただき、ダウンロード(コピー)してお使いください。

山形県中オリジナル乳がんガイドブック

・ 遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC)について

          遺伝カウンセリング外来やHBOC治療について、当院の診療の概要をまとめました。一人で
   悩みを抱え込まず是非ご相談ください。

HBOCの遺伝カウンセリング、検査、治療

・ AYA世代の乳がん患者さんへ

AYA(15~39歳)世代といわれる若年発症の乳がん患者さんは、学業、仕事、結婚、出産や育児など、様々なライフイベントに直面しています。当院では、そういった様々な悩みやニーズに多職種で連携サポートしていく体制をすすめています。

AYA世代向け相談リーフレット

・ 化学療法による脱毛への頭皮冷却法による脱毛抑制のご案内

当科では、化学療法による脱毛を抑えるための、頭皮冷却法を試行しています。経済的な負担もあるほか、脱毛抑制効果にも個人差がでます。主治医と十分相談して使用を判断してください。

頭皮冷却法のご案内

 

手術件数

術例名 H30 R1 R2 R3 R4
乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除) 72例 107例 102例 89例 114例
乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除) 96例 94例 103例 100例 78例
乳腺腫瘍摘出、葉区域切除 46例 49例 32例 39例 25例
腋窩リンパ節摘出、郭清 4例 8例 6例 3例 4例
乳房再建 2例 0例 1例 1例 1例

スタッフのご紹介

氏名 卒業年・資格 専門・研究分野
工藤 俊

昭和63年卒・平成4年大学院卒
副院長(がん生活習慣病センター担当)(兼)がん生活習慣病センター長
(兼)がん診療部長

医学博士
山形大学臨床教授(乳腺外科分野担当)
日本乳癌学会専門医・指導医
日本外科学会専門医・指導医
日本遺伝性乳癌卵巣がん総合診療制度機構関連施設責任医師
乳房再建用エキスパンダー責任医師

医師臨床研修指導医

乳腺
牧野 孝俊

平成15年卒
医療情報部副部長

日本乳癌学会乳腺専門医・指導医
日本外科学会専門医
乳房再建用エキスパンダー実施医師

乳腺・一般外科

山形県立中央病院のページトップへ移動する