基本方針
糖尿病学会認定教育施設、内分泌学会認定教育病院、また内科学会認定教育病院である。糖尿病および内分泌疾患患者の入院診療を主に行っている。入院はパスを用いて均一で質の高い医療を提供している。地域連携に関しては、診療所だけではなく病院との連携は密接であり、紹介患者は原則として紹介元に逆紹介している。
糖尿病内分泌代謝科は院内外から紹介されたインスリン治療が必要な患者と内分泌性高血圧が疑われる患者の入院診療を主に行っており、入院患者数は年間250~260人。糖尿病教育は医師・看護師・薬剤師・検査技師・栄養士でチームを作り共同して実施している。薬剤師・検査技師・栄養士は定期的に病棟に来ている。院外から紹介の糖尿病患者は治療中だが血糖コントロ-ルが困難な症例が多いので、治療と教育が同時進行なのでパスは3週間に設定している。院内では外科患者の周術期の血糖コントロール、循環器内科の冠疾患、消化器内科の肝疾患、消化器外科や呼吸器内科の入院・外来化学療法中の血糖コントロールを行っている。網膜症で眼科を受診した際に紹介される患者や糖尿病昏睡で救命救急センターに搬送される患者も少なくない。また、周産期母子医療センターの発足とともに糖尿病妊婦が増加している。したがって、糖尿病単独での入院よりも他科の入院患者を共同で診療している患者の方がはるかに多い。腎臓内科、眼科の糖尿病入院患者では担当医として主治医に協力している。内分泌疾患での入院患者は副腎腫瘍や副腎性高血圧患者が多く、副腎パスでの入院は年間約50人であり、偶発腫、褐色細胞腫、原発性アルドステロン症、クッシング症候群などが診断されている。他には下垂体腺疾患、副甲状腺疾患、インスリノーマなどの症例も入院している。甲状腺疾患ではバセドウ病や橋本病など機能異常を担当している。
外来患者数は糖尿病約500人、内分泌疾患約100人、高血圧約300人である。糖尿病では入院と同様に複数の科に通院している患者が多いので、退院後の逆紹介率は60台%である。
診療内容・特徴
外来:コントロール困難、合併症を有する糖尿病患者の治療
- 妊娠糖尿病
- 下垂体疾患(先端巨大症、ACTH欠損症、汎下垂体機能低下症、尿崩症等)の治療
- 甲状腺疾患(バセドウ病、橋本病、亜急性甲状腺炎等)の診断と治療
- 高脂血症の診断と治療
- 二次性高血圧(原発性アルドステロン症、褐色細胞腫、プレクリニカルクッシング症候群、腎血管性高血圧症)の診断
- 副腎腫瘍の診断 等
入院:コントロール不良糖尿病患者に対する教育治療入院
- 新規診断糖尿病患者に対する教育入院
- 周術期における糖尿病治療
- 妊娠糖尿病患者の血糖管理
- 透析導入前の糖尿病性腎症に対する治療 等
- 下垂体疾患における内分泌機能検査
- 副甲状腺疾患
- 膵ラ氏島腫瘍
- 副腎腫瘍におけるクリニカルパスを用いた内分泌検査
- 二次性高血圧の診断と治療
- 高血圧緊急症・切迫症における診断と治療
- 外来集団、個人栄養指導
外来受診後、必要に応じ集団または個別に管理栄養士による栄養指導施行
主な疾患・対象の患者さん
| 糖尿病 | 1型糖尿病、2型糖尿病、その他の糖尿病、妊娠糖尿病 |
|---|---|
| 下垂体疾患 | 先端巨大症、クッシング病、プレクリニカルクッシング病、プロラクチノーマ、ACTH欠損症、汎下垂体機能低下症、中枢性尿崩症 |
| 甲状腺疾患 | バセドウ病、橋本病、亜急性甲状腺炎 |
| 副甲状腺疾患 | 副甲状腺機能亢進症 |
| 脂質異常賞 | 家族性講師血症、高コレステロール血症、高中性脂肪血症 |
| 二次性高血圧 | 原発性アルドステロン症、褐色細胞腫、プレクリニカルクッシング症候群、腎血管性高血圧症 |
| 副腎腫瘍 | クッシング症候群、原発性アルドステロン症、褐色細胞腫、プレクリニカルクッシング症候群、副腎偶発腫 |
スタッフのご紹介
| 氏名 | 卒業年度・資格 | 専門 |
|---|---|---|
| 間中 英夫 | 昭和55年卒・昭和59年大学院修了 日本内科学会総合内科専門医・認定内科医(東北地方会評議員) 医師臨床研修指導医 |
内科学 内分泌代謝疾患 糖尿病 インクレチン GLP-1 |
| 鈴木 恵綾 | 平成13年卒・平成20年大学院修了 日本内科学会認定内科医 |
内科学 高血圧一般 二次性高血圧 内分泌代謝疾患 性差医学 |

























