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診療科・部門のご案内

腎臓内科

診療内容・特徴等

 腎臓内科は、腎臓内科一般、膠原病内科一般を対象としています。
腎臓分野では、原発性糸球体腎炎(IgA腎症、膜性腎症、膜性増殖性糸球体腎炎、巣状糸球体硬化症など)や続発性糸球体腎炎(糖尿病性腎症、高血圧腎症(腎硬化症)、ループス腎炎、アミロイドーシスなど)に対し、積極的に腎生検を行い、確定診断を行うとともに、治療方法の検討、他科へのコンサルトなどを行っております。また、慢性腎臓病(CKD)に対する啓蒙活動・診療を行い、腎障害に留まらず、その先にある心腎連関・肝腎連関・肺腎連関・脳腎連関を考慮に入れた治療・患者教育を行っております。
 CKDステージ進行患者に対しては、栄養士や外来・病棟・透析室、地域診療所との連携を密にし、透析導入までの維持期管理、シャント作成、血液透析導入を行っております。体制的に、腹膜透析や在宅血液透析、長時間透析は困難で、未対応です。集中治療室でのCritical care nephrologyは救急科と連携し、急性腎障害(AKI)に対応しています。また、当院の役割の一つである、透析患者の他科入院(心筋梗塞、脳梗塞、各種癌など)に、対応しております。
 膠原病分野は、主に合併症を多く抱える方の急性期治療で携わっております。

主な治療症例

2022年度

維持血液透析 外来 42名/週、入院 7~18名/週
総血液浄化数(透析室)   6,699件
 (うち、入院        1,202件)
急性血液浄化

88名(うち、救急科担当 68名)
集中治療室総血液浄化数 674件
血液透析        595件
持続血液透析濾過      64件
アフェレーシス       21件

腎生検   17件
内シャント手術   14件
その他透析関連手術     1件
カフ型カテーテル留置   10件
生物学的製剤     3件

スタッフのご紹介

氏名 卒業年・資格 専門・研究分野
髙橋 俊之

平成10年卒・平成19年大学院卒
医療安全部副部長
(兼)人工透析室長
(兼)臨床工学部副部長

日本内科学会総合内科専門医
日本透析医学会専門医

医師臨床研修指導医

腎臓・膠原病内科
樺澤 麻実

平成23年卒 平成30年大学院卒
医長

日本内科学会認定医
日本腎臓学会専門医

腎臓・膠原病内科
荒海 光良

平成25年卒 令和3年大学院卒
医長

日本内科学会認定医
日本腎臓学会専門医

腎臓・膠原病内科
福長 千明

平成28年卒
医長

日本内科学会内科専門医

腎臓・膠原病内科

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