「かかりつけ医」と「当院」の役割分担について
現在、厚生労働省の指導のもと「病院」といわゆる「かかりつけ医」の役割分担を、また、病院も「急性期型の病院」と「療養型の病院」の立場を明確にするように求められております。
当病院では早急に入院治療の必要な患者さんを中心に、より質の高い医療を提供する「急性期型の病院」を目指しております。
そのために、当病院ではかかりつけの先生からの紹介状をお持ちの患者さんを、できるだけ早く診察するよう努めておりますが、重とくな患者さんや緊急の患者さんを優先しなければならないことがあり、時には待ち時間が長くなることがあります。
また、一部の診療科につきましては、紹介状またはかかりつけ医からのFAX予約が必要になりますのでご了承ください。
(令和6年7月1日時点)
【要紹介状】 産科、眼科、頭頸部・耳鼻咽喉科 【要かかりつけ医からのFAX予約】 呼吸器内科(火・金曜日)、整形外科、歯科口腔外科、泌尿器科、婦人科、呼吸器外科(水曜日) |
※心療内科・精神科は初診の患者さんの受付を行っておりません。
紹介状をお持ちでない初診の患者さんからは、「非紹介患者初診加算料 7,700円」をご負担いただいております。(ただし、助産に係る療養費等の場合は、非課税となります。)
治療や精密検査が終了し、病状が安定した時点で、かかりつけの先生にご返事とともに紹介させていただきます。また、これまで病状が安定して、外来通院されていた患者さんにおきましても、今後積極的にお近くのかかりつけの先生に紹介させていただきたいと考えております。
もし、当院担当医から紹介の申し出を行ったにもかかわらず、引き続き当院を受診される患者さんからは、次回受診より、受診の都度、再診加算料として、3,300円をご負担いただくことになります。(ただし、助産に係る療養費等の場合は、非課税となります。)
ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
患者さんとのパートナーシップ
当院では患者さん中心の医療を行って参りたいと考えております。したがって患者さんとのパートナーシップを第一に考え、検査や治療に際しては、その必要性、目的、危険性について十分説明をしてご納得いただきながら進めて参りたいと思います。もしご不明な点、お困りの点がありましたら、遠慮なく担当医師や看護師等にお申し出ください。なお検査や治療に関してご自身の意思で拒否されても、療養上の差別を受けることは一切ございません。
また、当院は医療安全のための取組みをしておりますが、患者さんご自身からも入院中の人為的なミスを防ぐために、手首へのネームバンドの着用や、その都度姓名を名乗っていただくなど、多くの医療行為の場面においてご協力をお願いしております。
患者さんと医療者とが相互に協力しながらより良い医療を推進して参りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。