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[ 2011.12.28 ] [ 研修内容の報告, 研修医の日々の様子 ]

こんにちは、1年目研修医Sです。

現在は内科糖尿病で研修させていただいております。糖尿病の教育入院を中心に、上級医の先生の下で他科の患者さんの血糖コントロールにもたずさわらせていただいております。教科書にはインスリン量の調整法なんて書いてあったりしますが、やはり一番大事なのは経験!!上級医の先生の「だいたいこんな感じでどうかな?」という方法がぴったりであることが多く、とにかく驚きの一言。これからの高齢化社会、専門が何であれ糖尿病は必須の疾患なので、非常に勉強になりました。他に糖尿病教室で患者さんに簡単な講義も担当させていただきました。自分の勉強になるし患者さんも真剣に聞いてくださるので結構楽しいです。研修生活のおすすめです!

そんなこんなで、今年も年の暮れで病院も年末体制に入ろうとしています。いつもなら病院全体が通常診療から休日診療に移行し入院中の患者さんも退院し正月をご自宅で過ごすので比較的のんびりなんですが・・・。かねてより進んでいた病院システム全体の電子カルテ化が1月1日よりスタートするということで、今年(来年)はいつもより忙しい年末年始になりそうです。

前回のK君のブログにもあった通り、12月は忘年会、忘年会というそれはそれで忙しい期間でした。研修医は各階の病棟やら外来やらの忘年会へ参加し、芸を磨く毎日でした。

そんな僕らにとって最も大きいイベントが医局忘年会!!OBの先生も含めて総勢100名以上の先生方の前で芸を披露する。それが一年目の研修医の任務です。仕事の合間をぬい皆で集まってあれこれ考え着いた結論が、

ビリーズブートキャンプ!!

画像編集やネタを考え、いざ本番へ。当日の会場の雰囲気に少し怯えながらどうなるものかと・・・。しかし、芸が始まってみると会場はなかなか盛り上がっている様子。終わった後には多くの先生方からお褒めの言葉を受け、一年目13人の努力が無事実り大満足の出来となりました。

終わって一安心した後に皆で飲んだお酒は最高の一言!!準備に時間がなく不安もありましたが、一つ良い思い出が増えました。素敵な同期に恵まれてこの病院に来て良かったと改めて思います。

ちなみに、僕はビンゴで豪華商品というおまけももらってしまいました(笑)

この調子で来年も頑張りたいと思います。それでは良いお年を。

[ 2011.12.07 ] [ 研修内容の報告, 研修医の日々の様子 ]

こんにちは。1年目研修医二人目のKです。
現在は麻酔科にて研修をさせていただいています。
毎日、手術室にて末梢ライン確保、気管挿管、Aライン確保、神経ブロックといろいろな手技を学んでいる毎日です。手技は意外に難しい・・。静脈ライン確保だけでも、太った患者だと血管が見つからず、太い針だとなかなか外筒が進まないようなことも・・・。Aラインもまったく血管にあたらず、指導医の先生の先生に代わってやってもらうと、一発ではいってしまうこともしばしば・・・。
すでに麻酔科をまわって2か月がたったというのに、失敗も多く、そんな自分が嫌になります・・・。それでも優しくご指導してくださる先生方には頭が上がりません。そんな先生方に迷惑かけないように、そして患者さんのために、しっかり手技を身につけなくてはと思います!!

12月となり今年も残すところあと1か月となりました。
このシーズンは毎週のように各科にて忘年会が行われます。そんな忘年会で我々研修医に課せられる使命がそう!!余興です!!
余興といいますが、社会人1年目の僕らにとってはそれも大事な仕事!!
中途半端な余興では納得されるわけもなく、僕らも必死に練習しています。
仕事も忙しく時間も限られた中で、仕事終わり、休日などに集まりAKBやらあやまんJAPANのダンスに明け暮れる日々です。
AKBヘビーローテ―ション忘年会余興内科の忘年会に参加する同期がAKBのヘビーローテーションのダンスを練習するとのことで見学にいきました。(←ひやかし?)
ただ大の大人が必死にヘビーローテーションの振り付けを覚えようとする姿に心打たれてしまいます。センターでソロダンスを踊る研修医Yくんはまさしく大島優子!!
185cmの巨漢研修医Kくんのセーラー服姿には同期みんなが萌えてしまいました。
こんな感じで余興の練習もみんな楽しみながらやっています。意外にダンスもみんなノリノリで踊っていました(笑)。僕自身はあやまんJAPANを家で一人練習しているときはさすがにせつなくなりましたが・・。

12月22日には病院全体の忘年会があり、そこでは1年目全員で余興をしなければなりません。1年目同士協力しあって、成功させ、2011年をしっかり締めくくりたいと思います。

[ 2011.10.27 ] [ 研修医の日々の様子 ]

こんにちは。二人目のGです。今回は芋煮についてお送りします。山形の学校・職場なら多くのところで芋煮は秋のイベントとして恒例!だと思います。ここ県立中央病院でも芋煮の準備はもちろんピカピカ一年生研修医の大事なお仕事。夏の山寺BBQの時と同じように、一年目14人をいくつかのチームに分け、酒の調達・食材の調理・川原で火おこしなど協力し合って行います。今回の一年生幹事は前回特集のG医師と小児科の同期研修医Nでしたが、二人がしっかり仕事を割り振ってくれたおかげでみんな当日はテキパキ準備が進み、ばっちり時間通りに美味い芋煮が仕上がったようです。

ちなみに私は当直明けで爆睡しており使い物にならず、芋煮ができたころにこそこそ加わるという不届きぶりでした・・・それも責めたりしない同期の寛大さにはいつも涙です。

で、上の先生方や病院スタッフの方たちもいらっしゃるということで、芋煮だけでも~と幹事の二人が考えてくれたのがHっともっとのオードブルサービス。これがなかなか好評で、皆さんに喜ばれました。風の強い日だったので、ビールや芋煮のカップがしばしば宙を舞う、という事態もご愛嬌です。10月にしては驚くほど暖かい日でしたが、さすがに夏のBBQの時のように川に飛び込もうとする強者はいませんでした(川が浅すぎるのもありましたが・・・というか病院の目の前ですし)。

先生方を無事お見送りした後は、一年目だけでさらに宴会です。5時には近くの店に移動しお疲れ会を開始。でも昼から散々飲んでいたおかげで、10時前には早々に解散となりました。


そんなこんなで、日々の勤務に追われつつもたまにはこうしてみんなで息抜きもしつつ、大方楽しく研修生活を送っております。受験生のみなさん、国試勉強は確かに楽ではないですがそれも必ず終わる時が来ますので、目まぐるしくも充実した研修生活を夢見て明日も乗り切ってください。皆さんが来るのを、県立中央病院2階の研修医室で心よりお待ちしています。ではでは。

[ 2011.10.12 ] [ 研修内容の報告 ]

こんにちは、K医師から引き継ぎました、才も色も足りない研修医Gです。

現在小児科をローテート中です。季節の変わり目で喘息発作の子が多いのに加え、今年はRSウイルスが流行っており、小児科は外来・入院ともに賑わっています。初心者の私にとっては診察し、所見をとること自体が難しく、すぐ泣かれてしまったり、病室に顔を出した瞬間にバイバイと言われてしまったりと悪戦苦闘しています。そして最大の難関は採血・点滴です。こちらが羨ましくなるくらい水々しくムチムチのお子様方は血管が探しにくく・・・血管を見つけられても深さや方向などがつかめなかったり・・・小児科の先生方を尊敬します。幸い(?)入院のお子さんが多いので、たくさん経験を積ませていただき、上手になりたいです。うちの病院の小児科は大学病院と異なり、感染症のお子さんが多いのでみな5日程で退院されます。みんな元気に退院していってくれるのでこちらも幸せな気持ちになれます。
しかしっ!!入院のお子さん方の入れ替わりが速い分、研修医の仕事である入院の際のカルテ作りや退院の際のサマリ作りが大変忙しく・・・ここで大切なのは連係プレーです。私は仲良しの同期と二人でローテートしていますが、私たちの連携プレーは最強です。お互いが相手のできていない仕事をし、2人いれば2倍速ならぬ3倍、4倍の速さで、お互い足りないところを補い合っています。(足りないところだらけ?)励まし合い、慰め合い、高め合い・・・等々同期は大切です。

医師になって半年を過ぎ、楽しいことも、嫌なこともありましたが、ここ山形県立中央病院で研修していて一番良かったと思うのが、同期や先輩の先生方、医療スタッフに恵まれていることです。特にちょっと上の先輩の先生方には初歩的なことも気兼ねなく質問でき、困った時は必ずアドバイスをいた抱くことができます。手技も手取り足とり教えていただいています。先輩方が研修1年目だった頃の話などもかなり参考になります。そして医療人1年目として看護師さん、技師さんや大勢の医療スタッフの皆さん方にも日々いろんなことを教わって成長しています。一番肝心の同期は、大学時代と違ってただ仲が良くて楽しいだけでなく、一緒にいて落ち着ける存在です。恥ずかしかった失敗談や凹んだ話も同期になら話せます。わからないことを聞いたり、教え合ったりも当たり前にできます。

これから先も忙しくも楽しく研修生活が送れるといいな、皆さんこれからも末長くよろしくお願いします☆

次回は2人目の研修医Gです。

 

[ 2011.09.26 ] [ 研修医の日々の様子 ]

こんにちは。
いつの間にか糸結び科志望になってしまった研修医Kです。
すっかりこのブログの締め切りを失念していたところ、同期のA先生の叱責、およびその場いた同期の−196℃の視線を受けまして今慌てて書いています。

医師になって本当にあっという間に半年が過ぎました。
外科ローテーションに始まり、循環器内科、そして今は麻酔科4週目が始まったところです。挿管、Aライン確保、硬膜外麻酔、末梢神経ブロック等、麻酔科ならではの手技が盛りだくさんで日々修行中です。Aラインなどはなかなか入らないことも多く、私が幾度と無く失敗した後に指導医の先生が1回でサラっと入れてしまうなんてことも日常茶飯事です。抹消点滴ラインでもものすごくよく見えているのにいざ射してみたら血管に逃げられるなんてことも。凹みます。ちーん。
研修医の仕事は各科病棟業務がメインですが、その他大きなものとして当直があります。当直は平均月に3回ほどあります。初期研修医が診る患者さんは、基本的に自分で来院された方(Walk-in)です。私はいわゆるよく引く方らしく当直の日は朝まで一睡も出来なかったなんてこともよくあります。Walk-inの患者さんのみとは言っても中には脳出血のような重篤な患者さんもいらっしゃいますので当直中は全く気を抜けません。初めての当直の際には患者さんの話を伺ったら、とりあえず2年目の先生に相談して指示を仰ぐというような本当におんぶにだっこ状態でした。それに比べれば、今は多少なりとも鑑別を上げながら問診したり、検査を組み立てたりできるようにはなりましたが、当直終了後は本当にあの診断でよかったか、とか不要な検査をしてしまったのではないかなど、反省点で埋め尽くされます。

さて続いて、去年の先輩方も書いていらっしゃいますが、研修医の住環境について書いてみます。我々初期研修医の多くは県立中央病院から徒歩3分、JR南出羽駅から徒歩30秒の医師官舎に住んでいます。この官舎、もともと家族用に設計されたらしく一人暮らしには贅沢すぎるほど広いです。有効活用しきれておりません。風通しがすこぶる良いので夏はなかなか快適ですが冬は寒そうです。エアコンに加えて石油ストーブも場合によっては必要かもしれません。県立中央病院は山形市中心部から少し離れたところに位置しておりまして、周りは基本的に田園です。したがって虫多めです。日用品の調達や外で夕飯を食べに行くなんて時にはもっぱら嶋地区へ行くことになります。日常生活を送る上での移動距離の長さを考えるとやはり山形での生活では自動車を持っていたほうが断然便利です。

半年働いてみて、ちょっとは成長してるかな、なんて部分はまだまだ微々たるもので、日々反省することの方が圧倒的に多いけれど、熱心な指導医の先生方や研修医の先輩、そして同期に助けられながら、楽しく研修生活を送っております。

では、次回(と言っても近日かな…)は才色兼備のG医師がお送りいたします。

[ 2011.09.01 ] [ 研修医の日々の様子 ]

こんにちは。研修医Aからバトンを引き継ぎました研修医Eです。現在麻酔科を研修中です。日々気管挿管や動脈・静脈のライン確保、脊髄クモ膜下麻酔、神経ブロックなど多くの手技を特訓させてもらっています。うまくいって「慣れてきたかな?」と少し自信を持てる日もあれば、何回もやってきた手技なのにうまくいかず焦る日もあり、当たり前ですが一人として同じ患者さんはいないんだな、と実感する今日この頃です。

そして最近なぜか忙しいです。『忙しさには波がある』とか、『△△はよく引く』とか、よく話題に上るところですが、どうしたらその「波」とか「引き」を読めるんでしょうか。誰か教えてほしいです。今日も日付は回って午前1時。やっと今日のオペが終わり、一息ついたところです。

ちょっと愚痴っぽくなってしまいましたが、確かに研修生活は楽ではないかもしれないけれど、いつでも刺激と癒しを与えてくれる仲間と、惜しみのない援助を施して下さる先輩方、そして真剣に傷病と向き合う患者さんと医療者に囲まれているこの環境は、学生の頃漠然とした不安感と共に抱いていたイメージよりもいいものだったかもしれない、とちょっぴり感じています。

綺麗ごとを言ったところで明日は明日のオペですが。

・・・と。
病院を抜け出して車を20分ほど走らせれば、そこは山形の某観光地、山寺の麓の清流せせらぐBBQスポット。ちょっと本格的なビールサーバーをレンタルして、先生方と研修医で暑気払いです。

よく食べ、よく割り、

そして飛び込む。


いぇ~い。


みんな久しぶりにはしゃぎました。

次回の担当は、糸結び科志望(?)の研修医Kです。お楽しみに。

[ 2011.08.15 ] [ 研修医の日々の様子 ]

気づけばもう8月です。
6年生の病院見学が落ち着き、5年生がちらほら見学に来るようなりました。
そして、いつのまにかブログ担当も世代交代。。。
循環器研修中の1年目研修医Aです。よろしくお願いします。

4月に社会人になりましたが、やはり最初は学生実習の延長のような状態。
院内で道に迷い(←とにかく広い!)、PHSが鳴るたび脈が速まり、たまに怒られ、ときには褒められながら、1年目13人もようやく場慣れしてきました。
この4か月間、つくづく感じた2年目研修医の先生方の偉大さ。
「やってると、だんだん分かってくるんだよ」という意味を早く実感できるように、日々精進していきたいと思います。

まじめな話はさておき、つい先日の話。
山形では、東北四大祭りに数えられる花笠祭りがあり、私たち1年目研修医も参加してきました!!
日々の仕事の合間をぬって練習し、8/5の本番では、私たち女性陣はひたすら踊り、男性陣は沿道の写真の要求に笑顔(キメ顔?)で応えていました。あらかじめポージングの練習をしてあったので、いい写真が撮れたのではないでしょうか(^^;)

花笠も衣装もチームによって違い、見ているだけでも楽しめたかもしれませんが、参加するともっと楽しい!というのは言うまでもありません。

今年はこの他にも、6月のさくらんぼマラソンに有志で参加したり、今月後半にはバーベキューがあったりと、忙しいながらもイベントでリフレッシュしており、楽しく刺激的な研修生活を送っています。

具体的な研修の様子や、もっと詳しい裏話などが聞きたい方は、ぜひお気軽に病院見学にお越しください。やたら声の通るリーダーYをはじめ、一同お待ちしております♪

以上、学会土産の『ひよこ』を食べながらお送りいたしました。
次回の担当は、ホットケーキが好物の研修医Eです。お楽しみに。

[ 2010.12.21 ] [ 研修医の日々の様子 ]

山形は雪で真っ白な今日この頃。
K君よりバトンをいただきまして、12月は未だに日傘愛用中の研修医Sが担当します。

忘年会シーズンの12月某日、中央病院でも医局大忘年会が開催されました。
院長から初期研修医まで医局のドクター全員が出席するこの忘年会。
私たち、1年目研修医にはある使命が。。。

それは、、、「余興」!!!
しかも結構ちゃんとした場なので、ぐだぐだは許されません。
11月末からネタを考えはじめ、衣装、配列を決めて、いよいよ練習初日。
音楽の早さ、ゴリの動きの機敏さに唖然。。。なんとか動きを解明して、全体の流れがつかめたときには、練習開始からはや4時間!
その後も時間合わせるのがなかなか難しい中、毎日できるだけ集まって練習して、ポンポンを手分けして作ったり、ポスターに絵の具を塗ったり、気分は文化祭でしたw だんだんと踊りも様になってきて、迎えた忘年会当日。

そわそわしながら出番を待ち、事前に1回くらい合わせられるのかと思いきや、ばたばた着替えて本番スタート!!
ステージの床がつるっつるで悪戦苦闘しつつも、ノリのいい先生方が盛り上げてくださって、歓声の中、みんなでなんとか踊りきることができました。

終わってみんなでぱちり。(お見苦しかったらゴメンナサイっ)

忘年会余興

普段なかなか会えないお世話になった先生方に挨拶もでき、シェフが目の前で切ってくれるローストビーフや生ハムあり、IPad・スチーマーなどなどがあたるビンゴ大会ありの、豪華な忘年会でした。

余興とか正直最初は結構ストレスだったけれど、1年目で集まる機会が多くて、お互い教えあったり、協力して準備していく中で、絆が深まった気がします。
終わった今ではよき思い出w

気づけばあっという間に年末で、1年目生活もあとわずか3ヶ月。。。
まだまだできないことは多いけれど、4月よりはレベルアップしてるはず!と自分に言い聞かせて、残りの研修医生活がんばろうと思います!

来月は陸上で鍛えた美脚がまぶしいM君がお送りしますので、お楽しみに!

[ 2010.11.26 ] [ 研修医の日々の様子 ]

こんにちは。今月の『研修医のつぶやき』は先月のO選手の予告どおり研修医Kが担当させていただきます。

11月に入り山形は急に冷え込み、冬の到来を肌で感じられるようになりましたが、前回の特集が「スポーツの秋」ということは、ここで忘れてはならないのはやはり「食欲の秋」だと思います。

つい先日僕たち研修医1年目は、研修医1年目主催で毎年恒例となっている大芋煮大会を、病院の敷地内にある川原で開催しました。ちょうど僕がその幹事を務めさせていただいたのですが、毎年恒例ということで先輩の話どおりに事を運べば難なくこなせるだろうと高をくくっていました。そのため、毎年使っている場所の位置だけなんとなく聞き、下見などもせず当日を迎えてしまったところから困難は始まりました。

なんとなく当日を迎え、共に幹事を務めてくれた研修医Mと一緒に話で聞いたその場所を訪れてみると、背の高い雑草が一面に生い茂り、カエルやバッタが辺りを縦横無尽に飛び交い、とても平和に芋を煮ていられるような環境ではないことは一目瞭然でした。そのため、まずは場所探しから行わなければなりませんでした。最初に見つけた拓けた場所は地面が芝生のようなところで、薪の火による延焼が懸念されました。また、近くに適度なサイズの石がなく(これが一番大切)、そこは断念せざるを得ませんでした。そうこうしているうちに、買い物係の仲間たちが集まってきて、みんなで場所探しを行い、ようやく写真のような芋煮をするにふさわしそうな中州を発見したのです。ちなみにそこを通りかかった人の話では、付近に大きな蜂の巣があるため(実際に現物を確認しました)、十分気を付けましょうとのことでしたが、なんら気にせず準備に取り掛かりました(最後まで知らずに楽しんでいる人もいたと思います)。場所探しに大分貴重な時間をロスしてしまい、急いで準備しなければ後から来る先輩医師たちに迷惑がかかるということで、みんなで一致団結し協力し合って急ピッチで作業に取り掛かりました。

ここで1年目のチームワークの良さが発揮され、なんとかほぼ予定の時刻に完成させることができ、以降は楽しくおいしい芋煮鍋を満喫することができました。

こうした思いもよらないハプニングをみんなで乗り越え、一つのものを成し遂げるということで、その結束が徐々に強くなっていくのだろうと幹事をしていてしみじみ思った一日でした。

来月は、写真にも登場している日傘が似合う研修医Sが担当しますので、お楽しみに。

[ 2010.10.13 ] [ 研修医の日々の様子 ]

こんにちは。今月は研修医Oが担当します。

秋といえば、スポーツの秋。去る10月10日、当病院のサークルIRC(イシカワ・ランナーズ・クラブ)のイベントの一環として、松島ハーフマラソン大会に参加してきました。

当日は幸いにして天候にも恵まれ、絶好のコンディションの中、レースを走ることができました。今回、私は久しぶりのロードレースということもあって、短めの5kmを走りました。忙しい連休の中日であるにもかかわらず、休みを快諾してくださった救急科武田先生の優しさに応えるためにも、研修医室で隣の席K選手(来月のブログを担当します)に負けないためにも、25分は切りたいと思っていたのですが、練習不足の為か、後半思うように足が動かず、結局27分5秒でのゴールとなりました(結局K選手には1分差で負けました、、、)。


取材を受けました

タイムは不満の残る結果となりましたが、それでも走りきった後の清涼感はなかなかでした。参加賞のかき汁もおいしかったです。今回はIRCから参加の12名全員が完走しました。

レースの後は、場所を山形へ移しての反省会。今回は黒沢温泉ゆさで行いました。蔵王連峰を見渡せる露天風呂でのんびりと疲れを癒したあと、冷えたシャンパンで乾杯。その後おいしい食事を頂きました。まったりとしたとても幸せなひとときでした。

時々リフレッシュを行いつつ、まだまだ研修医生活は続きます。