薬剤部
治験とは
治験ってなに?
医療には、多くの医薬品が使用され、多くの患者さんの生命や健康を支えています。新しく創られて治療薬として承認・使用されるまでには、安全性を確かめ、病気に対する有効性を確認する必要があります。この確認のために、厚生労働省が定めた厳格な基準に従って行われる臨床試験が「治験」です。健康な人や患者さんの参加・協力によってなされます。これまで厚生労働省から承認を得て治療に用いられる薬はすべて患者さんの参加・協力による治験を経たものです。
新しい医薬品ができるまで
新しい医薬品が世の中に出るまでには、下記のような流れで約10年~18年の長い年月を要します。

参加する条件があるの?
治験への参加は、「くすりの候補」の効果が期待できる症状や病気を持った患者さんが対象になりますが、いくつかの参加条件があります。最終的には担当医師が参加条件に合っているかどうかを判断してお願いすることになります。
どんなことをするの?
有効性があると思える病気を持っている患者さんに試していただいて有効性と安全性を確かめます。この場合、厳しく決められた基準に従い、参加される患者さんの人権と安全の保護に最大の配慮がなされます。
詳しくは、下記の治験コーディネーターにお聞きください。