令和6年度の診療報酬改定で、「救急患者連携搬送料」が設けられました。これは、当院のような三次救急医療機関等での初期診療において、早期（受診当日から3日以内）の転院が可能と判断された患者さんを、他の医療機関に移送する取組み（医師や看護師等が自院の救急車に同乗）に対するものであり、このことにより、地域の救急医療体制を一層強化し、適切な医療提供につなげることを目的としています。
　当院でも、救急患者さんに対し適切な初期診療を行った後、患者さんにとってより身近な医療機関（かかりつけ病院など）での入院治療が可能と医師が判断した場合、早期に転院を受けていただけるよう、地域の医療機関と協定を結ぶ取組みを進めています。転院をお願いする場合、担当医師より患者さん、ご家族へ説明があります。ご理解とご協力をお願いいたします。
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