病棟でのお願いと注意点
- 面会時間は13:00~20:00までです。
- お見舞いの方は1階の受付(総合案内・受付または防災センター)にて「面会のご案内」を受け取り、各病棟までお越しください。(※詳しくは「病室までのご案内」をご覧ください)
- 東と西病棟にはともに同じ病室番号がございます。またプライバシー保護のため病室にお名前のプレートは掲示しておりませんので、他の患者さんのご迷惑にならないようご注意ください。
7階東病棟は、泌尿器科、外科、脳神経内科の混合病棟です。泌尿器科では日常生活早期復帰のための術後回復強化プログラム(ERAS)を取り入れ、手術後の早期離床に取り組んでいます。人工肛門・人工膀胱造設術を受ける患者が多く、入院時から患者さんの気持ちに寄り添い、安心して治療に臨めるように援助しております。治療後は患者さんと退院後の生活を一緒にイメージしながら、一人一人に合わせた退院指導を心がけるようにしております。
また、泌尿器科カンファレンスを始め、認知症ケアカンファレンスや緩和ケアカンファレンス、NSTカンファレンスなど、日々多職種とカンファレンスを行っています。患者さんが安心して治療・看護を受け、1日でも早く日常生活に戻られますようにスタッフ一丸となって奮闘しております。
患者さんやご家族の希望に沿った医療の提供を心がけ、入院時より退院に向けて多職種や地域との連携を行っており、外来・病棟のスタッフ、地域医療部のスタッフ等が一連となって継続的に看護ができるように取り組んでいます。
【7東病棟入口】
【多職種カンファレンス】
7階西病棟は、脳神経外科・脳神経内科・皮膚科の患者さんを治療しています。
脳出血・脳梗塞などの脳血管疾患の急性期からリハビリ期の患者さんが多く入院されており、開頭手術、血管内治療、内視鏡手術、ガンマナイフなど幅広い治療が行われています。医師・看護師・リハビリスタッフ・地域医療部が共同でカンファレンスを行い、連携して退院支援を行っています。
また、当病棟には、認知症看護認定看護師が在籍し、認知症ケアにも力を入れています。病棟デイケアを開催し、入院中の生活の変化による認知機能低下の予防や、生活リズムを整えるために体操や歌唱、レクレーションなどを行っています。看護師やリハビリスタッフはもちろん、患者さん同士のコミュニケーションの場となっています。
【デイケアに参加した患者さんの作品】
1人で座ったり、立ったりするのが困難な患者さんのために、寝たままや椅子に座ったままでも入浴できる浴槽が整備されています。
【寝たままでも入浴できる設備】
8階東病棟は、耳鼻咽喉科・頭頸部外科、呼吸器外科、呼吸器内科の疾患を治療する混合病棟で、病床数は49床です。
私たちが力を入れていることをご紹介します。
耳鼻咽喉科・頭頸部外科、呼吸器外科では術前・術後の患者情報について、多職種と週1回定期的にカンファレンスを行うと共に、3科共通で地域医療部と退院支援カンファレンスを週2回定期的に行い、早期退院を目指し連携しています。
また、全身麻酔手術後の術後回復促進、手術合併症予防を目的に歩行訓練等を実施し、その結果、在院日数の最小化と早期社会復帰を実現する援助をしています。この取り組みは患者安全を保ちつつ医療費削減にもつながっています。
【地域医療部と退院支援カンファレンスを行っています】
【手術後2時間で早期歩行訓練を行っています】
8階西病棟は、整形外科、乳腺外科の混合病棟です。病院唯一のVIPルームがあります。
整形外科は、主に転倒による骨折、交通事故や作業中の事故など外傷の患者さんや他病院から紹介された脊髄や骨盤疾患の患者さんが入院し手術や治療を行っています。また、関節の炎症や変形などの患者さんの治療も行っています。
乳腺外科は、手術や化学療法を受けられる患者さんが入院されます。
退院支援に力を入れ、すべての患者さんに退院後や転院後の生活を見据えた医療・看護を提供しています。
整形外科
骨折や外傷のため日常生活が制限されている患者さんや自分で動くことが出来ない患者さんに、入院早期から理学療法士や作業療法士と連携をし、運動機能が低下しないようにリハビリを開始しています。また、認知症認定看護師を中心に院内デイケアを実施し、楽しみながら運動機能の低下予防に努めています。
乳腺外科
乳がん看護認定看護師を中心に、手術や化学療法を受けられる患者さんに対して、不安なく療養生活が送れるように医療・看護を提供しています。
また、2022年4月より化学療法後の脱毛予防のための頭部冷却装置が導入され、患者さんのニーズに対応しています。
【VIPルーム】
【院内デイケア】
【頭部冷却装置】