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研修医へのメッセージ

病院長から

研修医が生き生きと働く当院へ意欲のある若者、来たれ!|プログラム責任者 副院長 後藤 敏和

後藤 敏和:循環器内科

後藤 敏和
循環器内科

当院のプログラムの特徴は、必修科目の他は、各研修医が9か月間、自由に研修科・期間を選択できることです。麻酔科を2か月以上、必修としていることも特徴と言えます。内科においては、指導医(各研修医が選択する)が、マンツーマンで指導し、受け持ち患者さんに関わる医療技術を確実に身に着けることを目標としています。

 当院には、救命救急センターが併設されており、平成24年11月からは山形県ドクターヘリの基地病院としての機能を担っております。また県内唯一の総合周産期母子医療センターを附置し、新生児ドクターカーも運用しています。ときには緊急処置を要する母体が他県からも搬送されてきます。NICU、GCUも備えています。

当直体制は当直医8~9名、その他全診療科がオンコール体制を敷いております。研修医は救急医療の大きな担い手です。2年目の研修医が1年目の研修医とペアーで診療に当たり、屋根瓦方式の指導をしています。

 当院は県内唯一の都道府県がん診療連携拠点病院であり、胃癌、大腸癌等の消化器癌、肺癌、前立腺癌などの手術成績については、全国的に評価されております。国立がんセンターが中心となって組織されている「がん情報ネットワーク」にも加わり、衛星回線を使用した勉強会が開催されています。別棟には、末期癌患者さんが家族と共に余生を苦痛なく過ごすことができる緩和ケア病棟(家族の面会・宿泊自由、患者さんの飲酒可)があり、専門医が対応しています。

その他、循環器内科では、冠動脈疾患に対するPCI・抹消動脈に対するインターベンション治療、電気生理と幅広く診療し、心臓血管外科は大動脈解離などの難易度の高い手術を多数行っております。脳神経外科も血管内治療、下垂体内視鏡手術のスペシャリストがおり、24時間、救急患者に対応しております。

 研修医は「研修医会」を組織し、研修医会が勉強会を企画しテーマと講師を決定しています。毎週火曜日は、示唆に富む救急患者を持ち回りで提示する症例検討会(救急review)を開催し、体験・知識を共有しています。また研修医専用の医局があります。平成24年度に研修医用宿舎が敷地内に完備されました。

 当院のスタッフは出身大学も様々で、研修医も全国の大学から集まり、和気藹々とした雰囲気の中で切磋琢磨しています。初期研修医終了後は、後期研修医としてさらに当院で研修する(原則として3年間まで)ことが可能です。後期研修医には、コロラド大学での短期研修制度があります。

 学生が当院を選択する大きな理由は、見学に来た時に“研修医の先生が、生き生きとして働いていた”というものです。そして嬉しいことに当院で研修したOB・OGは、例外なく「山形県中で研修してよかった。そのあと、どこに行っても怖いことがなかった。」と言ってくれます。是非一度当院に見学に来て、実際の雰囲気を感じてみてください。そしてマッチングに応募して頂くように強く希望します。お待ちしています。

(平成25年5月6日、記)

研修責任者(プログラム責任者)から

安定した指導体制のもとで広い視野での研修を|教育研修部長 飯澤 肇

飯澤 肇

飯澤 肇
外科

当院は県立中央病院として山形県全体の医療の中心的役目を担っており、救命救急センター、がん・生活習慣病センターを併設しています。病院の規模としては決して大きいわけではありませんが、その分種々の機能が集約されていると思います。当院での研修の特徴は、この幅広い診療項目を実地的にいろいろな角度から身につけていけることが挙げられます。また、現在の臨床研修が始まる以前から初期研修医に対する多科ローテーション方式を採用しており、研修医の指導体制が安定していると思います。

実際の当院外科における研修では、指導医とマンツーマンで指導を行っていますが、手術症例が多いため、他の指導医とともに診療することもあり、外科の一員として指導を受けることも多くなります。その中で患者さんとの対話の仕方、診察、手技、症例提示の仕方などを習得するとともに、チームの中でのコミュニケーションをとりながら医療を行うことを自覚していくことになります。症例は癌の患者さんが中心になりますが、外傷、急性腹症などの救急医療から、手術、抗がん剤による治療、緩和医療にいたるまで幅広く研修できるものと思います。また、指導医の出身大学はいろいろで、よい意味で大学医局からの縛りはなく、他大学、がんセンター等との交流は活発に行われており、研修終了後の進路決定に際しても多くの選択肢があります。

山形は田舎で情報が入りにくいとお考えの方もいると思いますが、がんネット、各種研究会やインターネットなど、情報源は豊富です。大事な研修期間を医療に集中して過ごすには、絶好の場所でもあります。多くの皆さんの研修医への応募をお待ちしています。

先輩研修医より

初期研修医(2年次)

当院での研修の特徴としては、救命救急センターでの当直があげられます。1次から3次救急まで対応できる設備が整っており、多くの症例が経験できます。1年次と2年次がセットで当直にあたり、その上には各科専門当直があります。充実した当直体制の下、日常診療では経験できないような症例も経験でき、勉強になります。特に勉強になった症例を、プレゼンテーションする機会があり、研修医同士でディスカッションし、さらに上級医に解説してもらうことでお互いの理解が深まります。また、研修医の希望する内容に沿った指導医の講義もあり、実際に研修していて知りたいと思ったことを解決することができます。このような病院で、今後も実りある研修にしていきたいと考えています。

初期研修医(1年次)

当院の研修プログラムの特徴は、研修科とその期間およびローテートする順番について研修医同士で話し合って決めることができる、というところにあると思います。さらに、内科に関しては指導医の先生方も希望することができます。そのため、幅広く様々な科をローテートしたり、希望科を重点的に研修したり、自分の興味のある分野を専門とする指導医を希望したりと、一人一人の興味に合わせたプログラムを組むことができます。救急当直では小児から外傷、急性腹症や脳梗塞など、様々な症例を経験することができますし、救急症例についての勉強会も行っており、そこでは研修医同士で様々な意見を出し合います。そのほかの勉強会も頻繁に開催され、研修医に対するバックアップ体制はしっかりと整っていると思います。そして何より指導医の先生方がとても熱心ですし、後期研修の先生方、2年目研修医の先生方と、私たち1年目にとって頼もしい存在がたくさんいますので非常に刺激を受けます。最も重要なことは、研修医個人がいかに積極的に取り組むかだと思いますが、当院は施設も人材も充実しているので、本人のやる気があればいくらでも成長できるのではないか、と感じています。

山形は自然に囲まれた素晴らしいところです。米、そば、果物など食べ物がおいしく、夏には花笠まつり、秋には芋煮、冬はウィンタースポーツと一年を通じて魅力が満載です。一緒に山形の医療を担いませんか。ぜひ一度見学にいらしてください。

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