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お子ちゃまと戯れる日々

[ 2011.10.12 ] [ 研修内容の報告 ]

こんにちは、K医師から引き継ぎました、才も色も足りない研修医Gです。

現在小児科をローテート中です。季節の変わり目で喘息発作の子が多いのに加え、今年はRSウイルスが流行っており、小児科は外来・入院ともに賑わっています。初心者の私にとっては診察し、所見をとること自体が難しく、すぐ泣かれてしまったり、病室に顔を出した瞬間にバイバイと言われてしまったりと悪戦苦闘しています。そして最大の難関は採血・点滴です。こちらが羨ましくなるくらい水々しくムチムチのお子様方は血管が探しにくく・・・血管を見つけられても深さや方向などがつかめなかったり・・・小児科の先生方を尊敬します。幸い(?)入院のお子さんが多いので、たくさん経験を積ませていただき、上手になりたいです。うちの病院の小児科は大学病院と異なり、感染症のお子さんが多いのでみな5日程で退院されます。みんな元気に退院していってくれるのでこちらも幸せな気持ちになれます。
しかしっ!!入院のお子さん方の入れ替わりが速い分、研修医の仕事である入院の際のカルテ作りや退院の際のサマリ作りが大変忙しく・・・ここで大切なのは連係プレーです。私は仲良しの同期と二人でローテートしていますが、私たちの連携プレーは最強です。お互いが相手のできていない仕事をし、2人いれば2倍速ならぬ3倍、4倍の速さで、お互い足りないところを補い合っています。(足りないところだらけ?)励まし合い、慰め合い、高め合い・・・等々同期は大切です。

医師になって半年を過ぎ、楽しいことも、嫌なこともありましたが、ここ山形県立中央病院で研修していて一番良かったと思うのが、同期や先輩の先生方、医療スタッフに恵まれていることです。特にちょっと上の先輩の先生方には初歩的なことも気兼ねなく質問でき、困った時は必ずアドバイスをいた抱くことができます。手技も手取り足とり教えていただいています。先輩方が研修1年目だった頃の話などもかなり参考になります。そして医療人1年目として看護師さん、技師さんや大勢の医療スタッフの皆さん方にも日々いろんなことを教わって成長しています。一番肝心の同期は、大学時代と違ってただ仲が良くて楽しいだけでなく、一緒にいて落ち着ける存在です。恥ずかしかった失敗談や凹んだ話も同期になら話せます。わからないことを聞いたり、教え合ったりも当たり前にできます。

これから先も忙しくも楽しく研修生活が送れるといいな、皆さんこれからも末長くよろしくお願いします☆

次回は2人目の研修医Gです。