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[ 2023.09.08 ] [ 研修医の日々の様子 ]

皆さんこんにちは。研修医1年目のE・Hです。8月担当なのですが気づいたら9月になっていました。提出が遅くなってしまい大変申し訳ないです。

さて、研修医生活が始まって5ヶ月が経過しました。夏の暑さも落ち着いていてきて、日中はまだ暑さが残るものの朝や夜は涼しくなってきた気がします。秋ももうすぐでしょう。
研修医生活は慣れてきた…わけもなくまだ当直に四苦八苦しています。毎回当直に入るたびに新しい課題が見つかり、自身の力不足を痛感しています。あと半年で本当に2年目の先生方のようになれるのか不安ですが、一つ一つできることを増やしていけるよう精進していきます。

今回は当院の目玉でもある、スタバについて紹介します。皆さん、スタバは好きでしょうか。ちなみに私は大好きです。昔からダークモカチップフラペチーノを狂ったように飲みまくっていました。スタバのある病院は全国でも数少なく、東北には秋田大学附属病院、福島県立医科大学附属病院、そしてここ山形県立中央病院です。なんと市中病院にスタバがあるのは東北でここだけです。最高ですね。先生方はスタバ回診なるものをするのでよく連れてってもらえます。並んでいるときに仲のいい先生がいたらラッキーですね。当直後に飲むフラペチーノも格別です。自分で買うことも多く、入職してからスタバカードの会員になったのですが、一瞬でゴールド会員になりました笑。お給料でタンブラーも買ってしまいました。病院の中にあることもありなかなか期間限定のフラペチーノやグッズが売り切れないのも魅力的です。ただ問題が一つあって、スタバに行く頻度が爆発的に増えたことにより、入職時に比べて顔が丸くなったと同期に言われてしまいました笑。今後フラペチーノは週1に控え、他の日はキャラメルマキアートでも飲もうと思います。あとジムも始めました。これで大丈夫のはず。多分。

写真は買ったタンブラーです。グランデサイズまで入ります。20円安くなるのでたくさん飲む人は是非。ラテはもちろんフラペチーノも入ります。

それではこの辺で来月のブログ係にバトンタッチしようと思います。お疲れ様でした。

[ 2023.08.07 ] [ 研修内容の報告, 研修医の日々の様子 ]

皆さんこんにちは!研修医1年目のH.Fです。夏になり段々と暑くなって来ましたね。自分は、今年から山形に来たので、夏の暑さと冬の寒さに耐えられるか今からドキドキしています。

研修開始から早くも4ヶ月が経ちました。働いてみて実際に感じた、この病院のいい所を書いてみようかなと思います!
まずは、どの職員の方も挨拶をしてくれて、他職種の方も優しいところです!挨拶なんて当たり前と思うかもしれませんが、疲れてたりして意外と出来ないものです。廊下ですれ違った時には皆挨拶してくれます。また業務で分からないことがあっても、上級医だけでなく看護師さんや検査技師さんなどが優しく教えてくれます。
また、回診をしていると、窓から外の景色が見えます。忙しい日々ですが、自然に囲まれたこの病院だからこそ、ちょっとした時に良い景色が見えると癒されます。初期研修医の面接で10階からの景色を見て感想を求められることもあるそうなので、リアクションの練習はしておきましょう。(笑)

自分は外科系に興味があり、1年目にローテーションで外科系を多く選びました。手術室ではBGMが流れているのですが、毎回と言っていいほど、手術が終わりそうなタイミングで、「劇的ビフォーアフター」の音楽が流れるのです!まさに「なんということでしょう。手術前はこんなに大きかった病変が、綺麗に取れて元通りに。」というところでしょうか。このBGMが流れると達成感があって、神様から今日もお疲れ様と言われているような感じがします。(笑)

ところで、少し前に同期でお揃いのスクラブを作成しました!山形と言ったら『緑』かなと勝手な偏見で、色はモスグリーンにしました。(笑)左肩には県中の病院マークを、背中には病院名と年度を入れました。そして、胸元には山形県が誇る名物ゆるキャラ「きてけろくん」を入れました!!それぞれ好みがあって意見も別れましたが、同期でお揃いのスクラブを作れて良かったです。

学年スクラブ

 

[ 2023.06.13 ] [ 研修内容の報告, 研修医の日々の様子 ]

初めまして!初期研修医1年目のK.Tと言います。
4月から県立中央病院で働き始め、早くも2か月が経ってしまいました。毎日新しいことを経験し、1日1日が新鮮でワクワクしています。濃い日々を送っているからか、時が経つのが本当にあっという間です。
初めての当直では右も左も分からず、役に立つどころか、2年目の先輩やベテランの看護師さんの姿を見ているだけになってしまいとても悔しい思いをしました。それから救急の本を読んだり、先輩方に話を聞いたりし、2回目は前回より自分で考えて患者さんと向き合い、診察することができたと思います。当直終わりに、一緒に当直していた看護師さんに「先生、お疲れ様」と声をかけてもらった時は、とても嬉しかったです。もちろん、まだまだ医師として未熟で、至らない点ばかりなので、この2年間の研修を通して成長していきたいです。

4月に県中の先生から、研修医の間、どのように勉強していったらよいかを質問した時に「経験したことのフィードバックを毎回しっかりやっていくことが大事だ」と教えていただきました。指導してくださる先生方の質問に答えられなかったり、手技を成功することができなかったり、救急外来での対応の仕方でより良い方法があったりなど、沢山失敗してきましたが、そこで落ち込むだけでなく、そういう時こそしっかり立ち返って、何が分かっていなかったのか、どうすれば良かったのかをしっかり考えて、次に活かす努力を怠らないようにしていきます。

ローテーションで周る科の先生方は皆指導熱心で、丁寧に分かり易く教えてくださり、様々な経験の機会を与えてくださいます。また、周りを見れば、こうなりたいと思う頼もしい2年目の先生方がいて、何かわからないことがあればいつでも優しく丁寧に教えてくださります。優秀な1年目の同期のみんなからも沢山刺激をもらっていて、そんな仲間とこれから切磋琢磨していけることがとても嬉しいです。本当に恵まれた環境であることを日々実感しています。この環境で頑張れることへの感謝を忘れず、1日1日を大切に、インプット・アウトプット、フィードバックを繰り返し、着実に成長していきたいです。

昼下がりの病院風景

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は日曜日の昼下がりにとった県立中央病院の写真です。これから素敵な瞬間をたくさん見れたらいいなと思います。

 

[ 2022.11.24 ] [ 研修内容の報告, 研修医の日々の様子 ]

みなさま、大変ご無沙汰しております。1年目研修医です。

「あらゆる葉が花である秋は、二番目の春である。」
(Autumn is a second spring when every leaf is a flower.)
格好をつけて、フランスの小説家アルベール・カミュの言葉を書いてみました。10月、山形-仙台間の高速道路で見られる景色は、山々がオレンジや赤、黄色と鮮やかに色付き、運転中に思わずうっとりしてしまう程見事でした。ついつい山に見惚れてしまい、ヒヤッとする事も…。冬の高速は言わずもがな、秋も要注意です!

一番目の春から半年以上経ち、1年目の我々もさぞかし立派に成長したことでしょう……
どのくらい成長したかはご想像にお任せします!

私は最近まで、麻酔科で8週間の研修をさせていただいておりました。麻酔科では指導医のもと、研修医が多くの手技や仕事を行えます。
ところで、皆さんは手術室の音楽を気にしたことはありますか?
患者さんが少しでもリラックスできるように流しているものと思いますが、朝7時過ぎに研修医が手術室の電気をつけて準備を始めるときには、既に流れています。看護師さんが解錠と一緒に音楽も流し始めてくださるのでしょうか。
県中の手術室ではクラシックも多く流れています。きっと多くの方が、クラシックコンサートに行き優雅に爆睡をした経験があるかと思いますが、まさか副作用のない鎮静効果だけを期待してクラシックを流している訳ではないはず…。今回は県中のオペ室を新しい側面から覗いてみましょう。
最初は、みんな大好き、ショパン作曲の幻想即興曲。こちらは抗コリン作用として知られています(冗談です)。麻酔開始時に流れてくると焦ります。頻脈注意。

シューベルト作曲、即興曲 変イ長調 作品90-4。こちらはプロポフォールと併用で相乗効果ありですね。深い幻想的な世界へ誘います。

もう十分ですか?じゃあ最後に、パガニーニ作曲、カプリース第24番。名ヴァイオリニストであったパガニーニの超絶技巧が生み出した曲。研修医諸君も外科医並みに縫合できること間違いなし!

いかがでしたか?少し楽しんでいただけたでしょうか。皆さんがオペ室で働かれる際は、魅力的な音楽に耳を傾けすぎて周囲に置いていかれることのないよう(筆者はよくありました…)、ご注意くださいね!

※おまけに。サン=サーンス作曲、序奏とロンドカプリチオーソはまるで鎮静から手術、覚醒までの流れを物語ります。手術室を出た後もグランドフィナーレの余韻に浸りながら、今日も愉快な仲間とスタバ回診で締めくくります★

[ 2022.09.06 ] [ 研修内容の報告, 研修医の日々の様子 ]

初めまして、初期研修医1年目のT.O.です。研修医生活は5ヶ月が経過し、連日のように猛暑が続いていた今年の夏も終わろうとしています。私は今、脳神経内科で研修しており、日々自己研鑽に励んでいます。本研修で特に身につけたいことの一つに神経診察があります。救急外来で幾度か診察を行っていましたが、上級医の先生の神経診察を目の当たりにすると、自分の技量が大きく劣っていることを自覚せざるを得ません(T_T) 腱反射むずいです。

さて今回は神経診察の中でもMMTについて書かせていただきます。徒手筋力テスト(Manual Muscle Test : MMT)は患者の筋力を徒手的に評価するスケールで、0~5の6段階で評価します。医師、看護師、理学療法士など職種を問わずベッドサイドで評価できるため、脳梗塞患者の麻痺症状の経過を把握するときなど幅広く用いられています。上腕二頭筋などのメジャーな筋肉の評価は比較的容易ですが、小指外転筋などの筋力をMMT2、3、4と区別するのは容易ではありません。MMTのスコアが改善し、日常生活を送れると判断された患者さんは退院して自宅でリハビリを続けながら生活することが可能です。
当然のことですが、このMMTには患者さんの元々の筋力が大きく関係しており、日常的に運動している方、筋力が強い方は比較的早期に退院できている印象があります。健康日本21でも推奨されている通り、日常生活での身体活動が健康寿命を伸ばすことに繋がります。私自身も趣味で筋トレをしていますが、ボディービルダーのように毎日部位を変えながらトレーニングをするというのは難しいと思います。1種目をおすすめするならば、やはり「スクワット」でしょう。大腿四頭筋や大殿筋を中心に、ハムストリングスや背中の筋肉など、起立や歩行という生涯必要な動作で使う筋肉を鍛えることができますし、大きい筋肉を使うためダイエットにもなります(とてもきついですが)。自分の体重だけでも十分負荷をかけることができるので、正しい姿勢で怪我をしないようにおこなってください!

長く続けるためには楽しい運動もしたいですね。山形県に来たからには冬はスノボをしたいと思います。寒いのは苦手ですがそれだけは楽しみです!

☆初任給で買いました!

[ 2022.08.09 ] [ 研修内容の報告, 研修医の日々の様子 ]

皆さんこんにちは。研修医1年目のH.K.です。研修医として働い始めて4ヶ月が経過しようとしています。

私は今産婦人科を回っています。大学病院では帝王切開や婦人科の手術を中心に見学していましたが、市中病院の県中では加えて妊婦健診や経腟分娩を多く経験することができます。週に2回程度当番があり、夜間に経腟分娩や緊急手術で呼ばれることもあります。夜遅くて大変な時もありますが、元気に赤ちゃんが産まれてきてくれると安心しますね。産まれてきた赤ちゃんの診察は研修医の仕事です。心音、呼吸音、指の本数、背部腫瘤など確認する項目が多くていつも何かしらを忘れてしまいます。その時はもう一度赤ちゃんを見に分娩室に行ってと何度も往復することもしばしば。他にも帝王切開の時の第二助手や腹部エコー、ラパロの練習など多くのことを経験できます。

今回のブログの写真はラパロの写真と先輩方が残したタイムアタックの成績表です。病棟の奥に自由にラパロの練習ができる部屋があって、産婦人科を回っていない初期研修医や後期研修医がコソ練をしています。ポートに鉗子などを入れ、3回結紮し、ハサミで切るまでにかかる時間を測定しています。タイムアタックばかりを意識しすぎて結紮が甘くなるのは問題ですが、時間を短くするという目標があるとやる気になります。来年以降県中で研修する後輩たちと楽しくラパロの練習をしたいですね。

ラパロ練習

タイムトライアル

[ 2022.07.15 ] [ 研修医の日々の様子 ]

こんにちは!初期研修医1年目のY.Tです。研修医生活がスタートして早3ヶ月が過ぎ去りました。初めは不安でいっぱいでしたが、病院スタッフの皆様、相談しやすい2年目の先輩方、そして優しくて面白い同期に囲まれて、少しずつ仕事と新生活に慣れてきたところです。
さて今回は県立中央病院で実際に働いて見てよかったなと思うところを上げていきたいと思います!

① 先生、スタッフの方々、Iさんが優しい!
山形という土地柄によるものなのか先生、スタッフの方々、図書室のIさんがとにかく優しいです!特にIさんは病院の事務関係のことに限らず、何でも相談できる県立中央病院の母の様な存在です!3年目の先生は図書室でIさんと一緒にご飯を食べていて羨ましいです。

② 宿舎がとんでもなく広い
県立中央病院では、3年目まで病院から徒歩3分ほどの宿舎に住むことができます。その宿舎が安くてとんでもなく広いです。月約2万円程度で30畳の部屋を借りられます。私は広すぎて1部屋持て余しています。

(6月から育てているコケ玉)

 

 

 

 

 

 

 

 

③ 病院の食堂おいしい
病院内には食堂があるのですが食堂のランチがおいしいです!
食堂のメニューは、定食、麺類、カレー、揚げ物、海鮮丼などめちゃくちゃいっぱいあります。研修医は専ら500円の日替わり定食を食べていて僕もその一人です。日替わり定食は生姜焼きや、バジルチキンソテー、ハンバーグなどが多い印象です。バジルチキンソテーが1押しです。僕の毎日の楽しみの一つになっています。

(写真はトマトソースハンバーグ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

④ 同期めちゃ優しい
同期がめちゃ優しいです。医学で分かんないこと、困ったことは全部同期に相談しています!手作りの夕飯をごちそうになったこともあります!
これからも夕飯ごちそうしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだまだ県立中央病院の良いところはたくさんありますがこれからブログを書く研修医の方々のために残しておこうと思います。おつかれさまでした!

[ 2022.06.06 ] [ 研修内容の報告, 研修医の日々の様子 ]

初めまして、初期研修医1年目のD・Sです。記事を書くに当たって僭越ながら1年目のトップバッターを務めさせていただきます。対戦よろしくお願いします。
楽しい楽しいゴールデンウィークもあっという間に過ぎ去り、厳しい冬の寒さも和らいで夏の気配が近づく今日この頃(山形に春と秋はありません。あったとしても早すぎて見えない)、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
6年生は実習中であったり、卒業試験に向けて勉強していたりと様々だと思います。約8ヶ月後に迫った国試に向けて今から勉強に励んでいる人もいるかもしれません。あまり根を詰めすぎず、適度に息抜きしてくださいね。大丈夫、まだ遊べる。

研修医の近況と言えば、病棟での業務が始まってちょうど1か月が経過しました。みんな各科に分かれて忙しそうに動き回っています。オリエンテーションの時は、あれほど賑やかだった研修医室。あちこちから談笑の声が聞こえ、和気藹々とした雰囲気に満ちていたそこは――今もけっきょく賑やかです。お昼の時間が合えば一緒にご飯を食べたり、業務終了後にだべっていたりとみんな仲が良いのはこの病院の良いところだと思います。もちろん仕事に関しては、指導医の先生方やコメディカルの方々に助力をいただきながら慣れない中でも一生懸命こなす毎日を送っています。
自分は血液内科を回っていたのですが、血液疾患の知識を教えてくれるのはもちろん、ルートキープに始まり骨髄穿刺、腰椎穿刺、CVカテーテル挿入などなど様々な手技を経験させてもらうことができ、なおかつフォローも手厚いという至れり尽くせりな研修をさせていただきました。指導医の先生方には足を向けて寝られません。外科志望な自分にここまで良い研修をさせてくれる血液内科の、ひいては山形県立中央病院の教育体制の“デカさ”を見た。次は小児科。何卒よろしくお願いします。

さて、デカいといえば。

山形県立中央病院には“スタバ回診”という言葉があります。県立中央病院にはスターバックスの店舗が入っており、勤める人々は皆スタバが大好きです。先生方も例外ではなく、自分たち研修医が頑張っていると、スタバ回診のお供を申しつけてくださることがあったりなかったり。いわゆる奢ってくれるというやつですね。あ・・・ありがてえっ・・・・・・! その器のデカさにも脱帽なのですが、かくいう自分自身もスタバが好きなので個人的によく回診に行きます。スタバの楽しいところはなんと言ってもカスタムできるところ。ドリンクバーでオリジナルドリンクを作っていた幼気な日々を思い出させてくれますね(今でもやる)。そんな童心を忘れないためにスタバに通ってきた中で、是非試してもらいたいカスタムがあるので紹介します。それがこちら。

ダークモカチップフラペチーノ

+アーモンドミルク変更+エスプレッソショット+チョコレートソース+チョコチップ

ベンティサイズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大きさの比較」

 

 

 

 

 

自分がもう子供ではないのだと思い知る味です。
しっかりとしたチョコの甘さの中にエスプレッソの苦みがあり、酸いも甘いも楽しめる。まさに人生を象徴するかのようなこのカスタムに限っては、ホイップなどという惰弱に上乗せされた甘さなどいらないのです。そしてベンティ。でけえ。ベンティサイズ。イタリア語で20という意味だそうです。自分も初めて見たときは思いました。

「デカ過ぎんだろ・・・」

 

 

圧倒的な存在感を主張してくるスターバックスのカップの前に、もはや言葉はいらない。
男は黙ってベンティサイズ。
次の日お腹壊しました。

それではこのへんで。

カスタムはまじで楽しいからぜひ。

 

[ 2022.01.19 ] [ 研修医の日々の様子 ]

あけましておめでとうございます。1年目研修医のK.Eです。
国家試験を直前に控え、なんとなく浮足立って気持ちの休まらないまま過ごした昨年の年越しからもう1年がたったのかと思うと、月日の過ぎる速さに驚きと焦りを感じさせられます。昨年は国家試験があり、大学を卒業し、新たに医師として働き始めるといったように、人生の中でも大きな変化のあった1年でした。研修医は1カ月ごとに回る科が変わるので、それぞれの科で、環境に慣れ仕事を覚えようと必死に過ごしているうちにあっという間に過ぎ去ってしまった1年でした。もっと頑張れたのではないかといったような反省や後悔をあげるときりがないですが、とりえずは、ストレスに負けず体を壊すこともなくなんとかここまで働いてきた自分を労わって、2022年、また新たな気持ちで頑張っていきたいと思っています。ただ2021年から2022年になっただけで特に何かが変わったわけではないのに、昨年を振り返って反省して、切り替えてまた新たな気持ちスタートできる。新しい年ってなんだかいいですね。2022年は研修医2年目として後悔のない、充実した一年にしたいです。
6年生の皆さんは今が一番大変な時期だと思います。学力的に余裕がある人もラストもうひと頑張り必要な人も、直前期は不安になって勉強が手につかなかったり、やりたいことが終わってなくて焦ったりといろいろあるとは思います。そうはいっても、もうやるしかないので、自分のやってきたことを信じて、コロナに気を付けて頑張ってください。培ってきた学力に、心とカラダが整えばもう無敵です。来年一緒に働けることを楽しみにしております。


☆宿舎の部屋からみえる県立中央病院(今年は雪が多い気がします、、、)

私事ですが、県外出身の私が山形に来てから丸7年経とうとしています。今年は特に、例年より雪が多い気がしますね。7年住んでもやはりこの寒さと雪には慣れず、雪が降り始めると、今年もこの季節が来てしまったな、、、と、冬になるたびに山形に来たことを後悔しているような気がします。そんな山形の厳しい冬だからこその楽しみもあります。温泉とラーメンとウィンタースポーツです。住んでみるまでは山形にこんなに温泉が多いとは知らず、街中でもすぐ近くにたくさんの温泉があって感動しました。冷え切った体を、熱すぎるくらいの温泉が温めてくれるのはもちろんですが、地元の人しか知らないようなひっそりとやっている温泉に行くと常連のおじいちゃんが話しかけてきていろいろな話をするといったようなハートフルな出会いもあり、山形の温泉は身も心も温めてくれるような場所だなと思っています。温泉と同様に住んでから驚いたのはラーメン屋の数の多さです。もともとラーメンが大好きで年100杯近くラーメンを食べていた私ですが、山形に来てからラーメン愛が加速してしまった気がします。山形は美味しいラーメン屋が多くまだまだ行ききれていない店もたくさんあるので、2022年は山形市のラーメン屋全店舗制覇するくらいの勢いで頑張りたいです。最近はインスタント麺のクオリティも高く、ラーメンの自動販売機なるものも普及してきており、店顔負けのクオリティなので、コロナの影響で外食が禁止されていた時期には重宝していました。某ラーメンYoutuberも言うように、好みが合う合わないの問題であってこの世にまずいラーメン屋はないと、私も思っていますのでみなさんのオススメありましたら是非教えて下さい!コロナが落ち着いたら、同期みんなで温泉旅行にでもいって美味しいラーメンを食べてのんびりできたらいいですね。ラーメンへの愛を語りだすと止まらないのでこの辺にしておきます。

なんだかまとまりのない文章になってしまいましたがここまで読んでくださった方はありがとうございました!2022年も張り切って行きましょう!

 

☆自粛期間でもこんな感じで家ラーメン食べていました
(ラーメン食べ過ぎて血圧が心配です)

 

[ 2021.12.07 ] [ 研修内容の報告, 研修医の日々の様子 ]

こんにちは。1年目研修医のM.Iです。気づけばもう肌寒い季節になり、山形市内でも先日ついに初雪が降りました。毎年雪かきにはうんざりしているはずなのに、なぜか初雪の時期だけわくわくしてしまうのは自分だけでしょうか。

さて、私は現在、消化器内科で研修させていただいております。病棟での指示出しから腹部エコーや内視鏡の手技まで、毎日勉強になる日々を過ごしています。
ここで、研修医ブログらしく?、県中の研修システムについて少し紹介したいと思います。1年目のローテーションは1年目の4月頃、2年目のローテーションは1年目の12月頃に決めています。現在ちょうど2年目のローテーションについて決めはじめている段階です。他の研修病院同様に、内科、外科、産婦人科、小児科、麻酔科、救急科などある程度の必修科目が決められており、残りの期間が自由選択となります。必修科目のうち、外科、産婦人科、小児科は基本的にチームとして研修を行います。内科に関しては少し特殊で、チームではなく一人の指導医に直接ついて研修するシステムになっています。そして、その指導医は自分で選ぶことができます。既に研修で回っている先輩方の話を聞きながら、自分が興味のある専門分野の先生を選ぶも良し、自分に合いそうな雰囲気の先生を選ぶも良しです。私は既に循環器内科、消化器内科で研修させていただきましたが、経験を積んでいる上の先生から直接指導をしていただけること、ある程度絞られた人数の患者さんとじっくり向きあえることが指導医制のメリットだなと感じております。一人の指導医につくと言っても、例えば循環器内科での心カテや、消化器内科でのERCPやESDなどの手技は基本的にチームで行うので、もちろん他の先生方に教えていただける機会も多いです。特に現在研修で回ってる消化器内科は、後期研修医の若手の先生が6名もいらっしゃるので小さなことでも相談しやすく非常に助かっています。先日は、シミュレータ人形を使った内視鏡の練習に付き合っていただきました。

ここまで真面目な話ばかりしてしまったので、最近食べたおいしかったものの写真を載せておきます。先日有給を頂いて行ってきた、大石田のだんごやさんのおだんごです。左が期間限定のさつまいも焼きだんご、右がのり塩焼きだんご、奥は忘れてしまいましたがチーズみたらしとかだったような気がします。焼きだんごは初めて食べましたが、おもちみたいにふわふわでおいしかったです。

話は変わりますが、先日2021年度のマッチング結果が公表されましたね。ありがたいことに、当院は今年度もフルマッチだったようです。コロナ禍で病院見学の制限等もあり、例年より大変なマッチングだったかと思います。まずはお疲れさまでした。そして、これからは、卒業試験や国家試験に向けての勉強が本格化していく時期になりますね。焦りや不安も出てくる時期だとは思いますが、健康第一に皆さんのペースで頑張ってください。疲れた時にはこの(研修医のつぶやき)を読んでみるのもいいかもしれません…!
研修医一同、みなさんと会えるのを心待ちにしております。

最後に、県中の駐車場から見えた虹の写真です。端から端まで虹を見渡せたのは初めてだったので、思わず写真を撮ってしまいました。都会では見られない、周りに高い建物がない風景もいいなと思えた瞬間でした。