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県中の研修システム

[ 2021.12.07 ] [ 研修内容の報告, 研修医の日々の様子 ]

こんにちは。1年目研修医のM.Iです。気づけばもう肌寒い季節になり、山形市内でも先日ついに初雪が降りました。毎年雪かきにはうんざりしているはずなのに、なぜか初雪の時期だけわくわくしてしまうのは自分だけでしょうか。

さて、私は現在、消化器内科で研修させていただいております。病棟での指示出しから腹部エコーや内視鏡の手技まで、毎日勉強になる日々を過ごしています。
ここで、研修医ブログらしく?、県中の研修システムについて少し紹介したいと思います。1年目のローテーションは1年目の4月頃、2年目のローテーションは1年目の12月頃に決めています。現在ちょうど2年目のローテーションについて決めはじめている段階です。他の研修病院同様に、内科、外科、産婦人科、小児科、麻酔科、救急科などある程度の必修科目が決められており、残りの期間が自由選択となります。必修科目のうち、外科、産婦人科、小児科は基本的にチームとして研修を行います。内科に関しては少し特殊で、チームではなく一人の指導医に直接ついて研修するシステムになっています。そして、その指導医は自分で選ぶことができます。既に研修で回っている先輩方の話を聞きながら、自分が興味のある専門分野の先生を選ぶも良し、自分に合いそうな雰囲気の先生を選ぶも良しです。私は既に循環器内科、消化器内科で研修させていただきましたが、経験を積んでいる上の先生から直接指導をしていただけること、ある程度絞られた人数の患者さんとじっくり向きあえることが指導医制のメリットだなと感じております。一人の指導医につくと言っても、例えば循環器内科での心カテや、消化器内科でのERCPやESDなどの手技は基本的にチームで行うので、もちろん他の先生方に教えていただける機会も多いです。特に現在研修で回ってる消化器内科は、後期研修医の若手の先生が6名もいらっしゃるので小さなことでも相談しやすく非常に助かっています。先日は、シミュレータ人形を使った内視鏡の練習に付き合っていただきました。

ここまで真面目な話ばかりしてしまったので、最近食べたおいしかったものの写真を載せておきます。先日有給を頂いて行ってきた、大石田のだんごやさんのおだんごです。左が期間限定のさつまいも焼きだんご、右がのり塩焼きだんご、奥は忘れてしまいましたがチーズみたらしとかだったような気がします。焼きだんごは初めて食べましたが、おもちみたいにふわふわでおいしかったです。

話は変わりますが、先日2021年度のマッチング結果が公表されましたね。ありがたいことに、当院は今年度もフルマッチだったようです。コロナ禍で病院見学の制限等もあり、例年より大変なマッチングだったかと思います。まずはお疲れさまでした。そして、これからは、卒業試験や国家試験に向けての勉強が本格化していく時期になりますね。焦りや不安も出てくる時期だとは思いますが、健康第一に皆さんのペースで頑張ってください。疲れた時にはこの(研修医のつぶやき)を読んでみるのもいいかもしれません…!
研修医一同、みなさんと会えるのを心待ちにしております。

最後に、県中の駐車場から見えた虹の写真です。端から端まで虹を見渡せたのは初めてだったので、思わず写真を撮ってしまいました。都会では見られない、周りに高い建物がない風景もいいなと思えた瞬間でした。